Paskel’s blog

■以前、別のブログに書いていた「学び」をテーマにした文をここに保存していこうと思います。■

薄毛考

私の髪は、20代までは、まるでジャングルのように固い髪が密集していた。
40代、50代につれて、サバンナからステップ、そして60代の今、砂漠に近づいている。

誰かが私の髪に言及したときには、「これですか」と頭を撫でながら、「これは地球温暖化の影響なんですよ。いやぁ、温暖化ってのはまったく恐ろしいもんです」と冗談を言っている。

ちなみに、私の父は亡くなるまで髪はフサフサだった。私の兄弟は大兄、小兄、姉と3人いるが、兄たちはフサフサである。なぜ私だけが薄毛なのだろうか、ずっと疑問だった。

先日、遺伝に関する本を読んでいたら、その謎が解明した。
薄毛になる遺伝子(アンドロゲン受容体遺伝子)は、性染色体のXにあるのだそうだ。この薄毛遺伝子が載ったX染色体をX'とする。

薄毛でありながら素晴らしい俳優やスポーツ選手は多々いる。映画俳優では古くはユル・ブリンナーやショーン・コネリーなどなど。バスケットボールの神様と言われたマイケル・ジョーダンはスキンヘッドだけれども、もともと薄毛なのではないかと思う。
母方の祖父は七人の侍の勘兵衛を演じた名優 志村喬のような風貌だったので、X'Y型だったと考えられる。

 島田勘兵衛(志村喬)

すると母は、「母の父」(私の母方の祖父)からX'染色体、「母の母」(私の母方の祖母)からX染色体を受けついでおり、XX’型ということになる。
どうも私は父からY染色体、母からX'染色体を受け継いだX’Y型らしいのだ。

兄たちは、父からY、母からXを受け継いだXY型と考えるとつじつまが合う。
姉は、XX'XXのどちらかである。

姉には男の子(私の甥)がいるが、彼がX'Yになる確率は、1/2の1/2だから、1/4(25%)の確率で薄毛になると予想される。
また姉には2人の女の子(私の姪)もいて、その一人には男の子がいる。この子の場合は1/2の1/2の1/2で1/8(12.5%)の確率で薄毛になると予想されるが、はたしてどうなるやら。

ところで私はもう脱毛には悩んでいません。抜ける毛が、もうあってもなくてもいいような状態だからです。そういった悟りの境地に達しているのです。
すなわち「解脱毛」→「解脱」しているのです(笑)