エチオピア王家物語(3)
ペルセウスの話もだんだん、あぐんで(注:飽きて)きたんなぁ?
まぁ、今回で終りやでたのむで。
アンドロメダを妻に迎えたペルセウスは、セリフォス島においてきてまったおっかさん(ダナエ)がどうなっとるんかが、気がかりやった。
島へ帰ってみると、様子がすっかり変わってまっとったんや。おっかさんはもちろん、あの親切な漁師のデクティスの行方もわからん。
「な~~んか、あったんやな」
ペルセウスがそう思って、島の人に聞いてみても、みんな人目を気にしてなーかなか本当のことを話いてくれんのや。ほんでもなんとか聞きだいてみると、どうやらおっかさんがえらいことになっとるようやった。
おっかさんは、ポリディクティス王の求愛を拒んだために、ずーっと寺院に閉じ込められとったんや。こりゃ、もーやることは決まっとるわな。
王のいる宮殿に行って、
「約束どーり、メデューサの首を持って帰ったぞぉー
ほれ、見てみ~~~~!」
まーたまた、みんな石になってまったんやなぁ。
おい、ペルセウスさんよ、あんまりにもワンパターンやないかい?
ほんで、まんだ話は続くんよ。
こうやって、おっかさんのダナエと親代わりのデクティスを救いだいたペルセウスは、
今度は、おっかさんのおとっつぁんのとこへ行くんや。
覚えておいでるかな? それはアルゴスの国王アクリシオスのことやで。
ペルセウスにとっては、じっさまにあたる人や。
ところが、行ってみると、アクリシオスは王位を失い、行方不明になってまっとった。
ほいて、こっから、とってつけたような話がおまけにつくんよ。
ある時、ラリッサという町で大スポーツ大会があって、ペルセウスが円盤投げに出るんや。
なー? 唐突やろ?
ほいたら、その投げた円盤が、見物人のとこに飛んでってまって、一人のおじいに当たるんや。おじいは死んでまうんやけど、なんてことや、その人こそが赤ちゃんのペルセウスとダナエを箱につめて海に流いた国王アクリシオスその人やったんや。
こうして、「おまんのビーが産んだボーに、おまんは殺される」という予言が当たってまうんや。
長々、ペルセウスのお話をしてきたんやけど、あんましおもしろーなかったかもなー。
ほーやけど、今度から秋の夜空を眺めたときに、
ペルセウス座、ペガスス座、カシオペヤ座、ケフェウス座、クジラ座、アンドロメダ星雲・・・
前よりも興味を持って眺めてもらえたら、こんなうれしーことはないがな。
読んどくれて、おーきに。ありがとうございました。
また、別のお話でお会いしましょう。
ほんなら アバッ
秋の星座物語 in 郡上弁 1~ペルセウスの生い立ち (1)
秋の星座物語 in 郡上弁 2 ~ペルセウスの生い立ち (2)
秋の星座物語 in 郡上弁 3 ~怪物メデューサ退治 (1)
秋の星座物語 in 郡上弁 4 ~怪物メデューサ退治 (2)